海外FX CFDの歩き方

PEEX池崎

皆さん、こんにちは。サイト管理人の池崎です。

当サイト「海外FX CFDの歩き方~PEEX.com~」は、海外FXのCFD取引について詳しく記載しているサイトです。

「CFDという商品の存在は知っているけれど、実際に取引はしていなかった」という人向けにサイト内の記事は書いていますので、どうぞご安心を。

当サイトの記事を読んで、CFDに詳しくなったり、興味を持って実際にトレード体験を得てもらえれば幸いです。

それでは、まずは「CFDとはそもそも何か?」という話からいきましょう。

CFDとは

CFDとは

CFDとは、Contract for Differenceの頭文字を取ってきたもので、日本語で簡単にいうと「差金決済取引」のことをいいます。

そして「差金決済取引」は、現物での受け渡しを行わずに、売買で生じた差額だけで決済する取引のこと。

つまり簡単にいえば、実際の商品(金属・原油など)を所持することはないが、その商品の値上がり・値下がりを予想して、利益狙うのがCFD(=差金決済取引)です。

勘の良い方ならお気づきと思いますが、一般に「FX」と呼ばれているものも、しっかりと定義すればCFDの一種です。

FX(正確には為替FX)も、為替の上がり下がりを予想して取引するだけで、実際に対象の為替・通貨を所持するわけではないですから、CFDといえるのがわかるでしょう。

正確にいえば、FX=為替CFDといったところでしょうか。

とはいえ、FXは通称として十分に普及しているので、FXをCFDと呼ぶことは普通ありません。

FX以外のCFD商品のことを「CFD」と呼ぶのが一般的ですね。

CFDの主な種類

CFDがそもそもどんなものか、なんとなくわかったところで、次は海外FXで取り扱われている主なCFD商品を見てみましょう。

CFD商品の一覧は以下の通り。

CFDの主な種類 具体的な商品例
FX USD/JPY、EUR/USD
貴金属 金・銀・プラチナ・バナジウム
エネルギー 原油・天然ガス
コモディティ(商品) コーヒー・ココア・大豆・トウモロコシ
仮想通貨 ビットコイン・イーサリアム
株価指数 日経225、NASDAQ100など
株式 Apple、Googleなど

改めて、一般に海外FXで扱うCFDといえば、貴金属・エネルギー・コモディティー商品・仮想通貨・株価指数・株式の6種類が主と考えてよいでしょう。

6種類は多いという方は、「株価指数」と「その他」の2種類と、まずは覚えれば十分ですよ。

再度改めてですが、海外FXでは上記のようなCFD商品も取引できるので、コーヒーや原油、金など貴金属も気軽にトレードすることが可能です。

これがCFDの一番の魅力といってよいでしょう。実物を所持することもないので、非常にお手軽です。

さらに海外FXはレバレッジも高いため、かなり自由にトレードすることが可能。

普段はFXトレードしかしない方でも、コーヒーや金属の相場変動を予想してトレードする。それも少し面白そうだなと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方はきっとCFD取引も楽しめるはず。ぜひ一度はCFD取引、トライしてみましょう。

CFD取引を始めるならどのブローカーが良いか

GEMFOREXの口座開設ボーナスを2万円を利用して始めるのがオススメ

続いて、CFD取引を始める際、どのブローカーがオススメかを紹介したいと思います。

結論、初めてのCFD取引はGEMFOREXの口座開設ボーナスを2万円を利用して始めるのがオススメ。

GEMFOREXのCFD商品は14種類と少なめですが、ボーナス2万円を使ったお試しトレードを前提にするなら十分といえるでしょう。

まだGEMFOREXの口座開設ボーナスをもらっていない方なら、ぜひGEMFOREXでCFD取引を試してみてください。

GEMFOREXでCFDを始める

GEMFOREXのCFD取引を解説!レバレッジ・取引条件・始め方など

GEMFOREXでのボーナスのもらい方等、詳しいことが知りたい方はこちらのサイトが参考になります。

なお、各ブローカーの取扱CFD商品をまとめると以下のような感じです。
(マイナーブローカー中心にまとめています。)

ブローカー名 株価指数 貴金属 エネルギー コモデティ(商品) 仮想通貨 株式・先物・その他 取扱商品合計
GEMFOREX 10種類 2種類 2種類 14種類
IS6FX 7種類 2種類 2種類 11種類
FXsuit 17種類 6種類 3種類 191種類 217種類
IronFX 17種類 6種類 3種類 175種類 201種類
FxPro 19種類 7種類 3種類 30種類 215種類 274種類
VirtueForex 13種類 4種類 17種類
TradersTurst 9種類 5種類 2種類 16種類
VantageFX 17種類 5種類 6種類 5種類 146種類 179種類
MiltonMarkets 9種類 2種類 2種類 25種類 38種類

さて、CFDの基礎知識は十分ついたと思いますので、ここから先はより詳しくCFDについて深ぼっていきましょう。

CFD取引とFXの主な違い

まずはCFD取引とFX取引の違いから確認していきます。

海外FXで最も一般的な商品(取引対象)は為替FXで間違いないでしょう。

そんなポピュラーな為替FXとCFDでは、取引条件が異なる場合も多く、主には以下の3点。

  • レバレッジ倍率が異なる
  • 銘柄によって取引時間が異なる
  • CFDはボラティリティが大きめなものが多い

1点ずつ詳しく見ていきましょう。

レバレッジ倍率は異なる

まずはレバレッジ倍率について。

結論、CFD商品のレバレッジ倍率はFXよりも低くなる傾向が強いです。

これはCFD商品の方がFXよりも単価・ボラティリティ共に高い傾向があるため、仕方ないといえるでしょう。

参考までにGEMFOREXのFX・CFDのレバレッジを比較すると、以下の通り。

CFD商品 レバレッジ倍率
FX 1000倍
貴金属 1000倍
株価指数 66~200倍
エネルギー 66倍

※GEMFOREXの貴金属のレバレッジ倍率は他ブローカーよりも高く設定されています。他ブローカーでは10~50倍程度が一般的です。

上記を見てわかる通り、エネルギーと株価指数の最大レバレッジは控えめに設定されています。

どのブローカーでも、基本的にはCFDのレバレッジ倍率はFXの4分の1程度に設定されることが多いです。

銘柄によって取引時間が異なる

続いて取引時間について。

FXの取引時間は以下の時刻に定められていることが多いです。

  • 【冬時間】日本時間:月曜日 7:10 ~ 土曜日 6:50
  • 【夏時間】日本時間:月曜日 6:10 ~ 土曜日 5:50

厳密にいえばブローカー毎に取引時間が異なる場合もありますが、FXの取引は基本的に「月曜日から金曜日の平日中に行える」という認識でほぼ間違いないでしょう。

一方、CFD商品はというと、FXとは違う取引時間が設定されていることが多いです。

こちらは一概には言えないのですが、取引時間を気にする方や、土日をまたいでのポジションを避けたい方は気を付ける必要があります。

特に、株価指数や株式の取引時間は制限が多い場合があるので、ご注意を。

ボラティリティが大きめなものが多い

最後に、ボラティリティについて。

CFD商品は単価・ボラティリティ共に大きいものもあり、特に原油・ダウジョーンズ(NYダウ)・仮想通貨はボラティリティが大きい商品として知られています。

ボラティリティが大きいと安定性はなくなるため、一概にメリットとは言えませんが、スキャルピングなど短期間トレードで利益を狙いたい人には人気の商品となっています。

大きいボラティリティを活かすにせよしないにせよ、ボラが大きいCFD商品があることを知っておいて損はないでしょう。

以上、FXとCFD商品の主な違い3点でした。

続いてさらにCFDについて深ぼっていくために、CFD取引のメリット・オススメの運用方法について見ていきましょう。

CFD取引のメリット・オススメの運用方法

さて、CFD取引のメリット・オススメの運用方法で紹介したい点は以下の4つ。

  • リスクヘッジ目的で運用
  • 大きいボラを活かして短期間トレード
  • 現物よりも取引時間が長いことを利用
  • ショートができる

上記、1つずつ詳しく見ていきましょう。

株式のリスクヘッジ目的として利用できる

まずはやや上級者向けの話、株式のリスクヘッジ運用の話から。

現物の株式(もしくは他の現物所有できる商品)を所持している前提ですが、大きな相場変動が予想される際、CFDでショートポジションを持つことでリスクヘッジが可能です。

簡単に言ってしまえば疑似的な両建てですね。

このリスクヘッジ方法は、下記3つの内、複数の要素が重複した場合に行うことが考えられます。

  1. 株式や金属等の現物の商品を保持している
  2. 大きな相場変動が予想される
  3. もしくはなんらかの理由でリスクヘッジしたいタイミング

こう見ると活用する場面はそれほど多くないですが、いざという時のリスクヘッジ方法、トレード手法として切れるカードとして知っておいて損はないでしょう。

なお、現物ではなくCFD商品を複数業者間で両建てするのは基本て禁止なのでご注意を。

両建ての禁止事項についてはFXもCFDもほぼ一緒ですね。

ボラティリティを活かして短期間トレードに活用する

続いて2点目はボラティリティが大きいことを活かした運用方法について。

前述した通り、CFD商品にはボラティリティが大きいものも多く、有名なものでは原油・ダウジョーンズ(NYダウ)・仮想通貨・金などなど。

ボラティリティが大きい商品は短期間トレードに向くので、スキャルピングやデイトレードが好みの方はぜひ上記商品だけで覚えておきたいところです。

なお、貴金属など、取引量の大きいものはスプレッドも比較的安定する傾向が強いので、こちらも補足情報として。

CFDだと取引時間が長いことも多い

続いては取引時間のメリットについて。

株式や株価指数を証券会社経由で取引する場合、取引時間に制約がかかることが多いです。

一方、海外FXのCFD取引では、取引時間の制約が比較的少ないことが特徴。

取引時間の制約が少ないがゆえに、あまり自由にトレード時間を作れない方や、時間に制限されずにトレードしたい方にとってはCFD取引のメリットが大きいでしょう。

ショートができる

最後に、ショートについて。

FXにもいえる基本的なことですが、ショートができる(売りから入れる)メリットはやはり大きいです。

下落相場でも利益を狙うことができるのはそれだけで大きな特徴。

小回りの利く環境で株式・株価指数等を取引したい方はCFDが向いているといえるでしょう。

以上、CFD取引のメリット・オススメの運用方法でした。

大分CFDについてもわかってきたところではないでしょうか。

CFD取引についてお伝えしたいことはここでほぼ語り切ったので、ここから先はやや細かめの話になり、その内容は以下の2点。

  • 株価指数CFD取引の詳細
  • 海外FX・国内FXのCFDについての違い

最後に上記2点を見ていきましょう。

株価指数の詳細

まずは株価指数についてから。やや複雑な話になるため、ご留意ください。

前提ですが、株価指数の取引には2種類あって「期限なし」のものと「期限有り(先物)」の2種類があります。

ややこしいのが、この2種類にしっかりとした呼称がないこと。
(直物と先物、現物と先物などまちまちです。)

期限なし・期限有りの区別ではわかりにくいので、ここでは仮に期限なしのものを「株価指数CFD」。期限有りのものを「先物CFD」と呼ぶことにしましょう。

この時点でかなり複雑ですが、重要なのは2種類の違いを理解すること。

株価指数CFDと先物CFDの違いをまとめたものが以下の表なので、見てみましょう。

取引期限 スワップポイント スプレッド 配当金
株価指数CFD なし あり 狭め あり
先物CFD あり なし 広め なし

上記、確認してもらえればわかる通り、違いはかなり大きいです。

海外FXでは上記どちらも取り扱っているのですが、特に記載がない場合は取引期限のない株価指数CFDの方が多いので、そちらが普通と考えて良いでしょう。

さて、これらを前提に「株価指数」詳しく見ていきたいと思います。

株価指数CFDの特徴

まずは取引期限がなく、配当金がもらえる(可能性が高い)株価指数CFDから。

改めて株価指数CFDの特徴をまとめると以下の通り。

  • スワップポイントがかかる(どちらもマイナス)
  • 配当金がもらえる(ショートの場合は逆に取られる)
  • 取引期限がなく、シンボルはCash付きが多い
  • スプレッドは狭め

それほど重たい内容ではないですが、ひとつずつ見ていきましょう。
  

スワップポイントがかかる

まずはスワップポイントについてから。

取引期限のない株価指数CFDでは、スワップポイントがかかることがひとつの特徴。

基本的にはロングでもショートでもマイナススワップがかかるます。

大きな問題点ではないですが、頭に入れておきましょう。

配当金がもらえる可能性がある(ショートの場合は逆に取られる)

続いては配当金について。

株価指数CFDでは、実際に株式を所有するわけではないのですが、配当金をもらえる可能性があります。

配当金については、海外FXブローカーの公式HPに記載があることが多いので、ぜひ確認してみましょう。

なお、注意点として、配当金をもらえるのはロングポジションのみで、ショートポジションの場合は逆に配当金に相当する額を追加で払うことになるので、こちらは注意してください。

取引期限はなくシンボルにCashとつくことが多い

続いては取引期限について。

こちらは繰り返し述べているように、株価指数CFDには取引期限はありません。

なので、ロスカットされない限りはポジションはいつまでも、好きなだけ持ち続けられます。

後述する先物CFDの場合、少なくとも3ヶ月に1回は必ず決済のタイミングが来るため、株価指数CFDの方が取引期限の面では有利といえるでしょう。

なお、株価指数CFDはシンボルにCashと付くことも多いので、こちらもご参考に。

スプレッドは狭め

最後にスプレッド面について。

先物CFDよりも株価指数CFDのスプレッドはかなり狭くなっているので、こちらは明確に有利な点といえるでしょう。

以上、取引期限がなく、配当金がもらえる可能性もある株価指数CFDについてでした。

続いて、先物CFDについて見てきましょう。

先物CFDの特徴

さて、先物CFDの特徴は以下の通りです。

  • 3ヶ月毎に必ず決済される
  • 決済月は3、6、9、12月の第2週
  • スプレッドは現物より広め
  • シンボルに決済日も記載される
  • スワップポイントは存在しない

こちらもひとつずつ見ていきましょう。

3ヶ月毎に必ず決済され、決済日は3、6、9、12月の第2週

まずは決済日についての制限から。

「先物」と呼ばれる投資商品には限月と呼ばれる、あらかじめこの日まで決済しなくてはならない日時が決まっていることがあります。

株価指数においても同様で、先物取引の株価指数は少なくとも3ヶ月に一度、決まった日にちに決済される仕組みなので、この点は留意しておきましょう。

なお、決済日も決まっていて、ほとんどが3、6、9、12月の第2週です。

ブローカーや株価指数によって、上記以外の例外もあり得るので、気になる方は詳しくチェックするようにしましょう。

スプレッドは株価指数CFDより広め

続いてはスプレッドについて。

大きな問題点ではありませんが、先物CFDの方がスプレッドが広くなっているため、こちらも一応頭に入れておきましょう。

株価指数の先物CFDはスワップポイント(ほぼマイナス)がかからない分、スプレッドが多少広いのは仕方ないところでしょうか。

シンボルに決済日等が記載されることが多い

続いてはシンボルについて。

株価指数の先物CFDでは、シンボルになにかしらの「期限付きの先物取引」を示すものが付くことが多いです。

たとえば期限日だったり、「F」だったりと、こちらはブローカーによってまちまちなのが少し残念なところ。

株価指数CFDで、期限付きか期限なしかよくわからないときは、シンボルを参考にするのも一つの手なので、頭の片隅に入れておきましょう。

スワップポイントも配当金も存在しない

最後に、スワップポイントと配当金について。

株価指数の先物CFDでは、スワップポイントも一切かからず、配当金がもらえることもありません。

なので、マイナススワップやマイナス配当金がかかることもなく、計算もラクになるので一概にデメリットとはいえないでしょう。

配当金も狙いたいという方は、前述した通り、期限のない株価指数CFDでロングポジションを建てましょう。

以上、株価指数についての詳細でした。

最後に、海外FXブローカーと国内FXブローカーのCFD関連スペックの差を見て、終わりにしましょう。

海外FXと国内FXとのCFD比較

海外FXと国内FXとのCFD比較

さて、CFD取引をするにあたって、海外FXと国内FXの違いで知っておきたいのは以下の5つ。

  • レバレッジ・ゼロカット・ボーナス等のスペック面
  • 税率の違い
  • 海外FXはMT4/MT5。国内は基本オリジナルツール
  • 資金保証も海外の方がリスクは高め

上記、1つずつ見ていきましょう。

海外FXはレバレッジなどのスペック面が非常に優秀

まずはスペック面の違いから。

皆さんご存じの通り、海外FXハイレバレッジ・ゼロカットシステム(追証なし)・充実したボーナスキャンペーンアリといったスペックの充実さ。

国内FXと比較すると、スペック面では海外FXがかなり有利といって良いでしょう。。

前述したハイレバレッジ・ゼロカット・ボーナスに魅力を感じる方は、海外FXブローカーの方がオススメです。

特にボーナスキャンペーンはうまく利用すれば自己資金ゼロで取引が開始でき、前述したGEMFOREXでは口座開設しただけで無条件に2万円もらえます。

画像引用元:げむめし

PEEX池崎

私もボーナスをあさって取引をスタートしましたよ。

ちなみに、そもそもFXを始める際のポイントに、ボーナスキャンペーンの豪華さは非常に重要だそうです。やはりその点から見ても、海外FXが勝っていますね。

参考:エモーショナルリンク合同会社「FXに関するアンケートを実施しました」

スプレッド・スワップポイントは海外FXの方が不利

ただし、スプレッドとスワップポイントは海外FXブローカーの方がかなり不利なスペックになっています。

スプレッドについては、国内FXは基本的にはスプレッドを狭くできるDD方式を採用。

海外FXはNDD方式が基本なので、どうしてもスプレッドは広くなってしまいます。

レバレッジやゼロカットなどのスペックを捨ててでも、スプレッドを重視したい人は国内FXの方が良いかもしれません。

また、スワップポイントも同様に、海外FXの方が基本的には不利な値になっています。

金利の影響が大きいため、海外FXがマイナススワップばかりなのは仕方ないところです。

ただ、スワップポイントはそれほど大きな要素ではないのも本音。

スワップポイントの影響を強く受ける長期トレードをする方なら、国内FXをちょっと検討してみても良いかな?程度の認識でよいでしょう。

海外FXはMT4/MT5が使えるが国内FXはオリジナルツールが多い

続いて、取引ツール・取引プラットフォームの面から。

結論、取引ツールは世界的に人気なMT4/MT5が使える海外FXが有利といえるでしょう。

特にMT4は世界で最も使われているトレードツールなので、情報が豊富なのもうれしいポイント。

一方、国内FXはオリジナルの取引ツールを使っているブローカーが多いです。

オリジナルの取引ツールは透明性が低く、業者に有利なシステムが組み込まれている可能性もあるのがちょっとしたネック。

また利用者もそれほど多くないため、情報の充実度ではMT4に劣ります。

MT4・MT5が使いたい方は海外FX、ないしはMT4に対応した国内FXブローカーを選ぶとよいでしょう。

海外FXは累進課税で国内FXは一律20%の税率

最後に、税率についての違いを確認しましょう。

結論、海外FXは利益(所得額)が増えるほど課税額も高くなる「累進課税」で、国内FXは一律20%の税率の「雑所得」にあたります。

※ すごく細かい話をすると、復興特別所得税0.315%がさらに課税されたりしますが、その話は今回はおいておきましょう。

国内FXの税金は一律20%なので、理解しやすいですね。

海外FXは累進課税なので、所得(FXの利益+年収)が増えるほど税率も上がっていきます。

具体的な税率は以下の通り。

所得額 所得税率 控除額 住民税
195万円以下 5% 0円 10%
195万円を超え330万円以下 10% 9万7,500円 10%
330万円を超え695万円以下 20% 42万7,500円 10%
695万円を超え900万円以下 23% 63万6,000円 10%
900万円を超え1,800万円以下 33% 153万6,000円 10%
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 279万6,000円 10%
4,000万円超え 45% 479万6,000円 10%

なお、累進課税の詳細な計算には、所得税・控訴額の計算が複雑に絡んでくるので、簡潔に説明するのは難しいです。

なので、利益が100万円程度内であれば、海外FXは稼げば稼ぐほど税率が上がる累進課税。国内FXは一律税率20%の雑所得扱いと覚えておきましょう。

なお、海外FXと国内FX、どっちの税率・税金がお得か結論だけ簡単にまとめると以下の通りです。ご参考までに。

給料と海外FXの利益の合算が・・・

  • 440万円までなら海外FXがお得
  • 640万円までなら国内FXと同等
  • 1,100万円までなら10%ほど割高
  • 1,380万円までなら13%ほど割高
  • 1,380万円を上回ると23%ほど割高

以上、海外FXのCFDについての情報でした。

少しでもCFDに興味が出た方は、ぜひ調べてみたり、実際にCFD取引を試してみてください。

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